平安に満ちた生涯を送るために21

平安に満ちた生涯を送るために21

ピリピ4:8でパウロは平安に満ちた生涯を送るために私たちが思いを留めていなければならない8つの事柄を記しています。前回私たちはこのリストの最初の二つを見ましたが、今回は残りの6つを考えていきましょう。これらは私たちが思いを寄せなければならない事柄の完全なリストではありませんが、私たちを不安になったり、落胆したり、ストレスを抱えたりするときに、目を向けなければならない事柄であるのは間違いありません。 すべての正しいことに目を向ける...
平安に満ちた生涯を送るために20

平安に満ちた生涯を送るために20

「私たちの思いを服従させ、キリストが考えるように考えなさい」とパウロは告げます(2コリント10:5)。揺れ動く感情によって物事を判断するのではなく、聖書の真理に基づいてすべての事を評価するときに、どんな時でも平安をもって生きることができることを確信することができます。このことを告げたパウロは、次に具体的に私たちが考えるべき事、思いを寄せるべき事が何かを示してくれます。 正しい焦点を持つことが平安に満ちた生涯をもたらす...
平安に満ちた生涯を送るために19

平安に満ちた生涯を送るために19

パウロはピリピ4:8で「心を留めなさい」という言葉を使うことを通して、私たちに「しっかり考える事」を要求します。それは私たちの生涯に起こるあらゆる事を聖書的視点に基づいて正しく評価することが、平安に満ちた生涯を生きるために必要不可欠なことだからです。前回の投稿にも記したように、「どのように考えるのか」が「どのように生きるのか」を決めます。それゆえにパウロはここで現在形の動詞を使って、継続的にしっかりと考える事を命じているのです。...
平安に満ちた生涯を送るために18

平安に満ちた生涯を送るために18

一時的な喜びや満足を持つことは誰もが経験することですが、継続的な喜びや満足を得ていると断言する人はあまり多くないでしょう。どのような状況にあっても「私は不安がありません」と宣言することができる人は非常にまれかもしれません。しかし、神が与える平安は私たちの心を守るものであり、それは周りの状況に支配されることなく与えられるものです。ですから、クリスチャンはこのような継続的な喜びや平安を自らの生涯に見いだすことができるはずです。...
平安に満ちた生涯を送るために(前半のまとめ)

平安に満ちた生涯を送るために(前半のまとめ)

全く予測することができない私たちの生涯に起こる様々な事柄、そのようなことを考えると、私たちはもしかすると、不安のない平安に満ちた生涯を過ごすことは不可能ではないかと考えるかもしれません。私たちの周りには、数限りない心を苛む事柄があります。それらによって私たちは不安に思い、心配し、苛立ちを覚え、時には憤りに心がいっぱいになって生きることがあるのです。けれどもこれまで学んできたように、聖書は次のようにはっきりと命じています。「思い煩ってはいけない」と。それだけでなく私たちが神から平安が与えられるという約束を受けていることを教えているのです...