平安に満ちた生涯を送るために19

平安に満ちた生涯を送るために19

パウロはピリピ4:8で「心を留めなさい」という言葉を使うことを通して、私たちに「しっかり考える事」を要求します。それは私たちの生涯に起こるあらゆる事を聖書的視点に基づいて正しく評価することが、平安に満ちた生涯を生きるために必要不可欠なことだからです。前回の投稿にも記したように、「どのように考えるのか」が「どのように生きるのか」を決めます。それゆえにパウロはここで現在形の動詞を使って、継続的にしっかりと考える事を命じているのです。...
平安に満ちた生涯を送るために18

平安に満ちた生涯を送るために18

一時的な喜びや満足を持つことは誰もが経験することですが、継続的な喜びや満足を得ていると断言する人はあまり多くないでしょう。どのような状況にあっても「私は不安がありません」と宣言することができる人は非常にまれかもしれません。しかし、神が与える平安は私たちの心を守るものであり、それは周りの状況に支配されることなく与えられるものです。ですから、クリスチャンはこのような継続的な喜びや平安を自らの生涯に見いだすことができるはずです。...
平安に満ちた生涯を送るために(前半のまとめ)

平安に満ちた生涯を送るために(前半のまとめ)

全く予測することができない私たちの生涯に起こる様々な事柄、そのようなことを考えると、私たちはもしかすると、不安のない平安に満ちた生涯を過ごすことは不可能ではないかと考えるかもしれません。私たちの周りには、数限りない心を苛む事柄があります。それらによって私たちは不安に思い、心配し、苛立ちを覚え、時には憤りに心がいっぱいになって生きることがあるのです。けれどもこれまで学んできたように、聖書は次のようにはっきりと命じています。「思い煩ってはいけない」と。それだけでなく私たちが神から平安が与えられるという約束を受けていることを教えているのです...
平安に満ちた生涯を送るために17

平安に満ちた生涯を送るために17

神は私たちに平安を与えることを約束しています。私たちはこのことをピリピ4:7から詳しく考えて来ました。この約束を確かに受けるために私たちはいくつかの事柄をしっかりと理解しておく必要がありました。それらは平安が与えられる理由を理解することであり、平安の源がどこにあるのかを理解することであり、平安の性質がどのようなものなのかを理解することでした。最後にもう一つ私たちが理解しなければならないことをこの節は教えてくれています。それは平安の効果がなんであるのかを理解することです。 平安の効果を理解する...
平安に満ちた生涯を送るために16

平安に満ちた生涯を送るために16

神は私たちに平安を与える約束をしています。この約束は空約束ではなく、確かな約束です。クリスチャンは、神が常にご自身の栄光とご自身の民の最善のために働きをなされることを知っています。ですから、たとえ自分の願っていることが起こらなくても、自分が望んでいない状況に置かれていたとしても、神の最善で最良の計画がなされていることを確信するクリスチャンは、この神の計画が行われ、神の目的が全うされていることに対する確信のゆえに、平安を持つことができるのです。そしてこの神は「平和の神」であり、この方こそが平安の源であることを知っているだけでなく、神との...