日本聖書学院とは

The things which you have heard from me in the presence of many witnesses, entrust these to faithful men who will be able to teach others also

OUR CONVICTION :: 確信

Sola Scriptura—みことばのみ— これが聖書の権威を蔑ろにし、その教えから逸脱していた当時の教会に宗教改革者たちが命がけで訴えたことでした。彼らは人の考えや伝統などにではなく、ただ神のみことばである聖書の権威に服従することを主張したのです。

みことばを愛し、その教えに忠実に従うことこそ、時代を越えてすべての信仰者が死守しなければならない信仰の礎です。この権威ある神のみことばに謙虚に従うことこそが、キリスト教会に今一番必要なことであると日本聖書学院は考えます。一人ひとりの信徒が主の教えを喜びとし、みことばに忠実に歩んでいくことによって神のすばらしさがクリスチャンの生涯を通して明示されるようになるからです。

現在日本の教会はたくさんの課題を抱えていますが、その中でも最も深刻な問題は高齢化に伴う牧会者不足でしょう。これは信徒数の減少以上に教会にとって大きな問題です。そして、これは日本のキリスト教会の根幹にある問題点—霊的未熟さ—を反映しています。パウロは教会のリーダーとして働くことに関して「人がもし監督の職につきたいと思うなら、それはすばらしい仕事を求めることである」(Iテモテ3:1)で告げます。この「すばらしい仕事」を求める人が少ないのは、神のすばらしさをよく理解し、主のみことばによって成長していくことの幸いを心から味わっている信徒が少ないからではないでしょうか。「監督の職」に就くにふさわしい、聖書の条件に適った成熟したクリスチャンが少ないからではないでしょうか。

主の教えにしっかりと立つことがなければ、日本のキリスト教会に「希望」はありません。一人ひとりの信徒が霊的に成熟した者とならなければ、真の成長が教会にもたらされることはありません。なぜならば、聖書がクリスチャンを聖め別つ真理であり、神はご自身が語られたみことばを用いてご自身の民を成長させるからです。

日本聖書学院は、すべての信徒がみことばを学び、みことばを理解し、みことばを生きるようになることが必要であると確信しています。「キリストを宣べ伝え、知恵を尽くして、あらゆる人を戒め、あらゆる人を教えています。それは、すべての人を、キリストにある成人として立たせるためです」(コロサイ1:28)と語ったパウロと同じ願い持って、日本の教会のために、そして何よりも主の栄光のために、みことばを宣べ伝える働きをしています。

OUR PURPOSE :: 目的

日本聖書学院の目的は「日本の教会がキリストにある成人として立つこと」にあります。これはすべての信徒がみことばによって整えられて奉仕の働きをなし、信仰と知識の一致によってキリストに似た者へと変えられていくことによってのみ成し遂げられることです(エペソ4:12–13)。そして、この目的を達成するためには一人ひとりのクリスチャンが聖書を学び成長していくことと、成熟したクリスチャンたちが牧師・教師として教える働きをなすことが不可欠です。 そこで日本聖書学院では、すべての信徒が教会のリーダーとして様々な奉仕においてより良く、より忠実に教会を建て上げる働きをすることができるように、地域教会と協力しながら行う信徒の訓練と、成熟したクリスチャンたちの中でも特に「他の人にも教える力のある忠実な人たち」が正しく大胆にみことばを説き明かすことができるための訓練とを行っています(IIテモテ2:2)。

こうして、キリストご自身が、ある人を使徒、ある人を預言者、ある人を伝道者、ある人を牧師また教師として、お立てになったのです。それは、聖徒たちを整えて奉仕の働きをさせ、キリストのからだを建て上げるためであり、ついに、私たちがみな、信仰の一致と神の御子に関する知識の一致とに達し、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達するためです。

エペソ4:11–13

OUR FOCUS :: 焦点

聖書は私たちに、みことばには人を救う力があり(IIテモテ3:15)、人を変える力がある(IIテモテ3:16)事を教えています。そして聖書によって「すべての良い働きのためにふさわしい十分に整えられた者」(IIテモテ3:17)になることができることを約束しています。日本聖書学院ではすべての信徒が聖書を正しく知り、その教えに沿って教会の模範として生きることができるようになることを目指す「信徒リーダー育成課程」と、特に学んだことを正しく宣べ伝え、自らの人生にその真理を適用することによって人々を導くことを目指す「講解説教者育成課程」とに力を注いでいます。

講解説教者育成課程

パウロは「みことばを宣べ伝えなさい」と命じます(IIテモテ4:2)。この「みことばを宣べ伝える者」を育成することが日本聖書学院の目指していることです。そのために当学院では講解説教者育成課程を通して、学生が聖書をしっかりと理解し、それを正しく解き明かし、人々を勧め、励まし、戒め、導くことができるよう訓練しています。

聖書を大胆に情熱をもって説き明かすためには、聖書を正しく解釈することが必要です。それゆえに講解説教者育成課程では、聖書解釈学と原語(ギリシャ語・ヘブライ語・アラム語)を用いた釈義に学びの時間の多くを費やします。また語るべきメッセージをふさわしい方法で語るために必要な説教学とその実践を学んでいきます。同時に実際の教会での働きに必要な神学の様々な分野の学びを行うと共に、これらの学問的な部分が実際のクリスチャンとしての人格形成に正しく適用される為に、様々な教会での働きを通しての学びの時間が持たれます。

みことばを伝える働きにふさわしい成熟したクリスチャンになる為に、授業は単なる学問としての学びではなく、自らの生活への適用を多分に取り入れたものとなり、学生は覚えることよりも、考えることをチャレンジされ、その中で実際にみことばの教えをどのように適用していくべきなのかを考えていきます。それは学びを終えた後、実際の働きの中で主に与えられた羊を養っていく為の基礎となるのです。

こうした学びを通して、学生すべてが途絶えることのない神への礼拝、みことばに対する妥協無き従順、聖い生活への献身、教会に対する愛情、そして世界宣教に対する情熱を、クラスの学びを通し、奉仕を通し、そして霊的交わりを通してより明確に理解していくことを目指しています。

多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。

II テモテ2:2

キリストのことばを、あなたがたのうちに豊かに住まわせ、知恵を尽くして互いに教え、互いに戒め、詩と賛美と霊の歌とにより、感謝にあふれて心から神に向かって歌いなさい。

コロサイ3:16

信徒リーダー育成課程

教会を導く者たちだけが学びを必要としているのではありません。すべての信徒が聖書を深く正しく理解し、成熟した信徒として各教会における働きを担っていかなければなりません。すべての信徒はベレヤの信徒たちのように、あらゆる教えをみことばと照らし合わせて吟味することができるようにならなければなりません。すべての信徒が「あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい」(マタイ28:19)というイエスの大宣教命令を実践するために、教えることができるようにならなければなりません。聖書を学ぶことは牧会者だけの責任ではなく、すべての信徒の責任でもあるのです。 当学院ではこの責任をすべてのクリスチャンが全うしていくことができるように信徒リーダー育成課程を設けています。この課程では、基礎的な聖書の学び(解釈学、組織神学、聖書概観など)を中心に、信徒の成長を促すための学びをします。学びはクリスチャン生活をより主に喜ばれるものとする助けとなるように、具体的な適用を多く盛り込んでいます。

日本の教会には働き人が多くありません。それゆえに学びたいと願う者たちが学びをするために、母教会を離れて学校のある場所に引越をすることは必ずしも教会にとって望ましいことではない場合があります。当学院では、こうした日本の教会が抱える問題を配慮し、より多くの信徒が学びを受ける機会を作るために、学生が学校に通うのではなく、講師が学生のいる教会に出向く形での信徒リーダー訓練を行っています。このような体制で学びをすることによって、学生は自分の教会で学んだことの実践をすぐにすることができ、教会のリーダーは学生たちの成長を見守り、助け、促していく働きを直接的にすることができます。

OUR TARGET :: 対象

主の働きを正しく行っていくためには、主が定めた基準に従う必要があります。ですから日本聖書学院では講解説教者育成課程で学びをする者たちに対して以下の条件を設けています。

まずこの課程では牧会者を育てることを目標としているがゆえに、受講対象者は男性のみであるということです。聖書が私たちに教えるように、教会での働きは男性に託されています。それは男女間の存在において優劣があるからではなく、神が定めた役割が男性と女性では違うからです。家庭のリーダーとして夫が立てられているように、教会のリーダーは男性であるべきだと聖書は教えています(Iテモテ2:12ほか)。

また長老として教会のリーダーとなる人物はどのようなものであるべきなのかが聖書には記されています(Iテモテ3:1-7; テトス1:6-9)。ですから教会の中で主に献身的に仕え、教会のリーダーにふさわしい信仰者としての歩みをし、教会のリーダーとして全生涯を懸けて主に仕えていくしっかりとした決意を持ち、周りの人々(特に霊的に成熟したクリスチャン)からこの大切な働きについていくべき人物であることを認められている人を当学院では訓練していきます。

信徒リーダー育成課程ではすべての信徒に対する訓練を行っています。これは信徒が聖書的理解を深めることによって、より成熟したクリスチャンとなり、世にあっても教会においても神に仕える者として生きて行くようになるための訓練です。信徒リーダー育成課程では、キリストを心から愛し、主の教えを熱心に学び、神が与えてくださった賜物を生かして、主と教会に仕えていきたいと願うすべての信徒を対象としています。

信徒リーダーの育成は各教会の責任の下で行われるべきことであり、日本聖書学院はその訓練の助けをしたいと心から願っています。それゆえ基本的に信徒リーダー育成課程の授業はすべて、当学院の方針に同意してくださる協力教会において行われます。

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