私たちの語るメッセージが聖書の真理を解き明かすものでなければ、そのメッセージには、本当の意味で人を変える力はありません。笑わせたり、泣かせたり、感情を昂らせ、感動を与えることはできるかもしれませんが、個人的な体験談や一般的なお話によって人が救われる訳でも、キリストに似た者に変えられる訳でもないのです。福音が「救いを得させる神の力」であり、神のみことばが「教えと戒めと矯正と義の訓練とのために有益」で、「いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与える」のです。だから私たちはこの「みことば」を宣べ伝えなければなりません。聖書が教えていることを語らなければならないのです。主が望まれるのは、みことばが宣べ伝えられることであって、私たちの体験談を伝えることではないのです。